お待たせいたしました!
親睦団体戦、第2位のチームを紹介します。
「草の葉(LOG) 」
飯田紀久男 五段
西方 和男 三段
真野 裕 二段
手に持っている物は、JA三島函南様からご提供いただいた参加賞の食品包装ラップです。
応募多数により参加人数が増えた分も、あとから届けて下さいました。ありがとうございました。
ちなみに前回ブログで優勝チームが持っているカップは撮影用小物ですのであしからず…(笑)。
ところで、今回出場の12チーム中、一番不思議なチーム名だった『草の葉(LOG)』。
その由来について飯田主将にお伺いしました。
★団体名の由来
『草の葉』は、アメリカの詩人ウォルト・ホイットマン(1819.5.31~1892)の詩集名ですが、草の葉は、どこにでもある。特に人の目を引くようなものではなく、踏まれれば倒れてしまう弱々しいものですが、反面、辛苦忍従再起する、逞しい生命力もある。LOGは、『草の葉』の英語 “ Leaves Of Grass ” の頭文字。小文字の英語 log(ロッグ)は「丸太」の意味。又、LOGは “ Love Of Go ” (囲碁への愛)他、いろんな意味を持つ略語にもなる。
★親睦団体戦の感想
(飯田)子供が強かった。勝ち碁を落としたり、負け碁を拾ったり、碁は最後まで油断できず、人生の縮図であり、“ しっかり前を見つめて歩まねば ” は、碁より学んだ人生哲学と言える。
(真野)団体戦参加は初めてで、チームのために頑張ろうという気になり、楽しかった。
(西方)「250歳」や「Age,36」等、幅広い年齢層で良かったが、20代、30代の若い人達、女性の参加が増えれば、もっと賑やかで活気が溢れる。今回、特に、紅一点「Age,36」の野本千秋さんの健闘ぶりが光った。今後の飛躍を期待したい。囲碁は、音楽、美術と同様、言葉の壁を越えた創造芸術。今後、女性大会、ペアー碁大会、更に国際色のある大会に発展すれば、楽しい。
ありがとうございました。ワタクシ、ちょっと涙ぐんでしまいました…。
優勝チームは4戦全勝、2位・3位(4位も)は3勝1敗。
草の葉チームが1敗した相手は3位のチームなのですが、チームの勝ち数が同じ場合は個人の勝ち数の合計が多い順になります。4戦×3人で12戦中何勝したかということですね。9勝・8勝・7勝ということで順位が決定しました。
もし、この勝ち数も同じ場合は、主将の勝ち数が多い順になります。(そうなんだ~(◎o◎) )
対戦相手はパソコン君が決めます。専用のソフトがあるので、組み合わせ決定には主催者やスタッフも関与していないのですよ。
そして第3位は!
「Age,36
―たしても五段― 」
野本千秋 二段
須永 柊 二段
長澤紀忠 初段
三島囲碁ジュニアの小中学生です。
この日は県高校囲碁選手権大会団体戦があり高校生が不参加でしたので、
三人の年齢を合計しても36歳という若いチームが誕生しました。
実はこのチーム、朝集合した時には、すでに最大の危機を乗り越えていました。
それはお天気。
なんで囲碁に天気が関係あるのか、わかりますか?
チーム最年少の小学5年生の紀(のり)君は、前日の土曜日が運動会でした。
私はここまで聞いてもまだピンとこなかったのですが、皆様、わかりましたか?
つまり土曜日が雨で運動会が翌日に延期になったら大会には出られなかったのです。
予報はずっと土曜が曇りで日曜が曇りに雨マークが半分だったのですが、
結果は両日ともとてもいいお天気でしたね!
年齢も段位もミニマムなチームですが、3勝1敗の大健闘!
1敗した相手は「250歳」チームだったところがまた奥深いですね。
年の差214歳対決等、対戦の様子はまた次回に。