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囲碁美術館

  • チー母
  • 2017年10月14日
  • 読了時間: 4分

当ブログの先日9/29の記事

あ! ひょっとして㋰氏、私を呼んでいる??

そんな気がして行ってきました、「北杜市囲碁美術館」に。

前々から存在は知っていて気になってはいたのですが、何しろ隣の山梨県とはいえ北杜市は長野県に隣接する一番端ですからなかなか行くチャンスがありませんでした。今は多少近くなりましたので、この機会にレポートいたします。

まずは9/29のブログの棋譜と美術館の関係から。

囲碁美術館のシンボルは

「武田信玄・高坂弾正対局石像」です。

そうなんです。まさに

“あの棋譜の碁を打っているところ”

が石像になっているのです。

石像手前にあるのがブログでご紹介した棋譜。第1譜・第2譜に分かれて刻まれています。

展示品は「暮らしの中の囲碁美術」をテーマに、古くは江戸時代の浮世絵から、今の時代に至るまでの着物・食器・絵葉書・切手などの身近な生活品。

それらに碁盤等が描かれているものが勢ぞろいしています。古~い囲碁雑誌・英文の雑誌もあれば「ヒカルの碁」もあります。貴重な資料ですのでケース内に展示されているのですが、なんと「ヒカルの碁」までもが関連グッズとともにケースの中に!これにはちょっとビックリしました。

(あとで知ったのですが、別室の図書コーナーにも囲碁教本とともにあったようです。)

また、数々の「白」や「黒」の字が着く駅の硬券切符。これは当時は現地に行かなければ手に入らなかったことでしょう。宝くじ券は基本的には用が済めば捨ててしまうものですから古いものを収集するのは根気がいったことと思います。額絵など大きなものは問題ないのですが、数ある切手や宝くじ券の絵はとても小さいですから、まるで「○●をさがせ!」のようで楽しめます♪

所蔵品は元日本棋院職員の長森義則さんが長年にわたり収集してきたものだそうです。長森氏は美術館立ち上げに尽力するとともに初代囲碁美術館館長となりました。

のちに書道家の柳田泰雲氏が生前に愛用していた碁盤と碁石、書の作品なども寄贈されました。

泰雲氏は書道の指導を通じて日本棋院との交流も深かったそうです。

また愛読の囲碁の書籍や雑誌は約七百点にも及び、来館者は自由に閲覧することができるそうです。

(今回私は図書コーナーの存在を知らなかったので・・失敗!)

で。心底驚いたのは、この美術館、入場無料なんです。

展示品は寄贈物、場所は役場の一角、極力お金をかけない施設にしたため有料にするのはためらわれたというところでしょうか。(あ、展示室はきれいですから大丈夫!)

とはいえ維持管理はタダじゃないですよね。ですから囲碁ファンとしてできることは頻繁に訪問して盛り上げる、皆に宣伝するなどでしょうか。

来館者の記名簿には関東一円はもちろん北海道や岡山の記載もありました。皆様も是非!

展示物の入れ替えもあるそうですから、行ったことがある方もまた楽しめますね。

囲碁美術館に行くのでしたらついでに。

有名どころでは、サントリー白州蒸溜所、明野のひまわりなどが北杜市です。八ヶ岳もね。

信玄餅はご存知かと思いますが、知る人ぞ知る金精軒の「水信玄餅」は現地でしか食べられません。

金精軒の斜め前では日本酒「七賢」の醸造元で手軽に試飲ができるそうです。

あ、シャトレーゼ 白州工場では無料でアイス食べ放題ですよ!

日本の国蝶の「オオムラサキセンター」もあります。

「名峰と名水の里北杜囲碁まつり」は6月に囲碁美術館で開催されています。

注意事項を一つ。

今回私はカーナビに名称を入力して行ったのですが。

この美術館、「お金をかけない」ためか外に看板一つありません。

なのでカーナビ君は目的地周辺ですと言っているのですが、まるっきり「??」なのです。

(どなたか看板を寄贈してください!(笑))

HPには書いてありますが、美術館は「北杜市役所長坂総合支所2階」です。

市役所ですが美術館は月曜休館、土日祝は開いています。

市役所ですので駐車場は広いですよ!

▲長坂総合支所は『北杜警察署前』信号つきあたりにあり、正面入口から入って左の階段を昇ってね!

 
 
 

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