いやいやとんでもない。仲邑先生とお呼びしなくてはなりませんね。
でもこの可愛らしさといったらもう!
三島囲碁のおじさま方も目尻が下がりっぱなしのことでしょう~。
あ、スミマセン。ちょっと興奮してしまいました。
最年少のプロ棋士、仲邑菫(なかむらすみれ)さんのことです。
あどけない笑顔に釘付けになりつつ、まだ九歳でしょう小学生らしい生活をさせてあげようよ、なんて思ってしまいましたが、お父さんもプロ棋士、三歳で囲碁を始め韓国で修業を積んだとあっては、彼女にとっての自分らしい生活とはもうすでにこの道の上にあるのでしょうね。
新設制度・英才特別採用推薦棋士としての入段、とのこと。驚いたのはこの制度、最初から小学生を採用するための制度なんですね。日本囲碁界が世界に打って出るための伝家の宝刀といったところでしょうか。
といったことを一連のニュースとして見ていたのですが、
これに端を発した波が思いがけない形で私の近くまでやってきたのです。
小学生プロ棋士誕生!
子供たち~!さぁみんなで囲碁を始めよう♪
というわけで、娘(三島囲碁出身・現在山梨の高校生)の通う囲碁教室に地元テレビの取材がやってきました。毎平日やってる一時間の地元情報番組内での15分ほどの特集です。
番組は、まずはいきなり「囲碁、やったことありますか?」という駅前でのインタビューから始まりました。結果は26人中22人(84%)が「ない」と答えます。
ここで菫ちゃんの紹介があり、
史上最年少プロの登場で業界が盛り上がっています
大会を主催する企業の株価が上がっているんですよ
と続きます。(株価の話は知らなかった~!!)
習い事にもお薦めです
と、囲碁教室に潜入。教室の紹介のあと、囲碁を学ぶメリットについて子供やお母さんにインタビューしていきます。
更には囲碁の基本中の基本ルールについてリポーターのお姉さんが学ぶという形で紹介があり、
最後はプロ棋士事情です。
・人数 将棋160人 囲碁470人
スタジオから「将棋のほうが多いと思った」という声が出ますが、確かに最近話題にのぼる人は将棋のほうが多いのかもなぁ。
人数については将棋は勝てなければクラスが落ちていき、あるところまで来ると定年制により辞めなければいけなくなるのですよね。ひふみんの話題が記憶に新しいことと思います。
囲碁は成績にかかわらず生涯現役が可能です。何々したら辞めなさいということはありません。これを将棋ファンなどからとやかく言われることもありますが、実績が無ければ収入も・・ということになるだけなので別にいいじゃないかと私は思います。
・収入源 対局料
賞金
基本給
タイトル戦の賞金総額は囲碁のほうが多いのだとか。トップタイトルだけみても
囲碁棋聖戦 4500万円
将棋竜王戦 4320万円
ということでした。
ところで基本給って?? ご存知の方、教えてください!
〆は ・プロになるための道のり です。
年齢制限(院生17歳・外部22歳)があるので小さいうちから始めるといいですよ、と匂わせながら
記憶力・集中力が増すので今から私たちも始めましょう!と結びます。
最後は手軽な入門として「よんろのご」を紹介して終わりました。
んで。うちの子はですね。
人生初の囲碁ガール認定!!
囲碁のメリットのインタビューでは皆が「集中力が」「学力が」と言う中、オチをつける役割を立派に果たしました!(リポーターの言葉に相槌を打っただけなのですけどね)
番組HPに「今日の特集・はじめての囲碁(1/18 OA)」として載っています。ここにも娘の写真があるのですが、どうしてこんな顔を載せるかな・・
本人イヤだと思うのでリンクははりませんが、ヘン顔を見たい方は「ててて!TV」で検索してみてください。(笑)