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チー母

シロートが見た本因坊戦(序)


こんにちは! チー母です。

ちょっと自己紹介します。娘が以前、三島囲碁教室に通っていました。そのころホームページ開設のお手伝いをしたこともあり、今でもたまにブログを書かせていただいています。

ですが。私自身は碁打ちではありません。基本ルールや用語の意味はだいたい知っていますが、実戦経験はありません。盤面を見てもどちらが優勢かわかりません・・。

そんなちょっと囲碁オタクだけど初心者ですらないド素人の私が本因坊戦(の解説会)を見てきたお話です。

5/22-23、本因坊文裕に河野臨九段が挑戦する第74期本因坊戦第2局が『山梨県立文学館』(甲府市)で開催されました。この県立文学館とお隣の県立美術館を有する芸術の森公園は私の庭のような所。しかも大盤解説会は申込不要で入場無料ときたら、これはもう運命のお導き! ということで、仕事の合間を縫って行ってきました♪

囲碁や将棋のタイトル戦が市内で開催されることがあるのは知っていましたが、会場は行ったことのない高級ホテルなので敷居が高くて別世界のことととらえていました。だから今回も私の庭(!)に二週間前にのぼり旗が立つまで知らなかったのです。しかも解説は現在娘が通う囲碁教室の大先輩、内田修平七段です。解説会に先立ち「棋士と館長とのトーク」もあります。これなら私にもわかるはず!

しまった。1か月前に知っていれば予定をあけておいたのに。

というわけでトークイベント開場の10分前に庭(!)のベンチでコンビニおにぎりをほおばっていると・・。

向こうに見えるのは河野九段ではありませんか!芸術の森公園自慢のバラ園を鑑賞しているようです。ああっ!こっちに歩いて来ます!!! 「頑張ってください!」と声をかけたい衝動にかられましたが、どうせならそんな陳腐な言葉じゃなくて…、いやその前におにぎり持ってあり得ないわー!そもそも昼休憩中とはいえ対局中の先生に声なんてかけられない!! と頭の中でグルグルした結果、風景の一部になろう!と結論を出します。私は囲碁棋士とか全然知らない通りすがりのおばさんなのよ~、と振舞うことにしたのですが、さすがにそううまく気配を消せたとは思えません。無茶苦茶変なヤツだったかも。せめて河野九段が気にも留めなかったことを祈ります。(つづく)

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