命名「囲碁首」
- チー母
- 2016年4月4日
- 読了時間: 4分
前回「囲碁と頭痛」の続きです。
脳神経外科の先生に「緊張性頭痛」との診断に加えて、「ストレートネックです」と言われ、
「うちの子は、そういう骨格なんだ…」 と思ってしまったのですが、
そうではなく、これは猫背などのように姿勢が悪くなっている状態なのです。

頸椎は
本来ゆるやかにカーブして頭を支えています。
これがまっすぐになってしまっているのが
ストレートネックで、
頭の重さをうまく支えられず首に負担がかかり
様々な症状が出るのです。
(ストレートネックでも症状のない方もいます。)
【頭の傾きと首の負担 】

パソコンやスマホの普及により最近増えている首のトラブルで、「スマホ首」という名も有名になってきています。つまり、パソコンやスマホを覗き込む頭を前に倒した姿勢を長く続けることにより起こるトラブルなのです。この姿勢は囲碁を打つ姿勢そのものなので、碁打ちにとっては「囲碁首」と呼んでもいいのではないかと思うのです。
【注】「ストレートネック」は頸椎がまっすぐになっている状態をいい、
「スマホ首」はスマホをしている時の首の状態をいうので、
このふたつは必ずしもイコールではありません。
しかもこの場所は神経もいろいろ通っていますし血流も悪くなるわけですから、
素人目にも非常によろしくないことは明らかです。
では、どうすればいいのか。
スマホは首が下を向かなくていいように、下ではなく前に持つようにする、
パソコンは置く位置やイスの高さなどを調整する、などが考えられますが、
囲碁は難しいですよね・・。
まずは、対局中も体をリラックスさせることを意識するのが大切ですね。
できれば適度に動いてほしい。
私自身は碁打ちではないので、対局中のことは全くわかりません。
対局に集中しつつ、時々でいいので体をほぐす方法を模索して教えて下さい。
みなさんの「こんなふうにやってみた」をあれこれと掲載できたらと思います。
そして、ストレートネックになってしまったら。
これはいわゆる姿勢の悪い状態ですから、改善することができます。
整体等に行くのも一つの方法でしょう。
うちの子は肩こり等の症状はないし、そもそも子供って肩を揉まれたりすると痛がりますから行きませんでした。
かわりに、お風呂上がりに首から肩にかけてマッサージをしました。
というほど大げさなものではなく、ボディローションで撫でさすりました。
私、普通の人でもハンドパワーってあると思うんですよ。
おなかが痛い時にさすってあげるとか、絶対何らかの効果があると思うんです。
肩こり等ある方は、クリーム状の消炎鎮痛剤でさするとよいのではないでしょうか。
ストレッチ体操は欠かせないでしょう。ネット等でいろいろ紹介されています。
手軽にできますのでストレートネックではない碁打ちの方も是非やって下さいね。
ストレートネックのための枕も市販されています。
とても気持ちよさそうで高価なものもありますが、
丸めたバスタオルを使う方法などネットにたくさん情報がありますので調べてみて下さい。
おススメは風船を使う方法。
横になり、ふくらませた風船を首の下に置き5分くらいそのまま、
余裕があれば前後左右にゆっくり動かします。風船なので自由に動けるのです。
あ、風船は自然に横になれる程度に小さめにふくらませて下さいね。
あとは肩や首の後ろを温める。
うちの子は受診後の定例囲碁会には、肩用の使い捨てカイロを貼って臨みました。
対局中は盤面から目を離したくない、という状況でも、
肩を上げ下げしたり回したりする、首を傾ける、くらいの動きはできますからね。
ちょっとは動く(できればもっと積極的に動く)ということを意識するのが大事かと思います。
「緊張性頭痛」について
うちの子は市販の頭痛薬は全く効かず、
内科で処方された痛み止めもあまり効きませんでした。
今思えば、痛みの原因が改善されていないので効かなかったのでしょう。
脳神経外科では種類の違う痛み止めに加えて筋肉のこりをほぐす薬を処方されました。
これによって劇的によくなった、というわけではありませが、
体操や風船枕も併用し、どうにかなりました。
痛み止めを子供に飲ませ続けるのは抵抗がありましたので、
ひどい状態を脱した後は「葛根湯」を愛用していました。
初期の風邪に、ということで知られる漢方薬ですが、肩こり・頭痛も効能に入っています。
体を温める効果があり、妊婦さんが飲んでも大丈夫な薬です。
※葛根湯で副作用が出る方もいないわけではないようなので、服用の際はまずは様子を見て下さいね。
今でも全く頭痛がしなくなったわけではないのですが、普通に対局できるようにはなりました。
このところ暖かくなったのもよかったのだと思います。
スマホ首がこれほど騒がれているのですから、囲碁をやる際も同様に気をつけるべきです。
皆様の体験談もお寄せ下さいね。皆で情報を共有し、いつまでも健康で碁を打ち続けましょう!


コメント