10月26日は「柿の日」。
正岡子規が有名な「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」を詠んだのが明治28年10月26日からの奈良旅行と言われていることから制定されました。
野球好きで知られる子規は、野球を題材とした短歌・俳句を数多く詠み、野球の普及に多大な貢献をしたとして2002年に野球の殿堂に入っています。「野球」と書いて、(の・ボール)→「のぼる」という雅号を用いているほどです。
もっとも、皆さんにはこちらの話のほうがお馴染みでしょうか。
子規は生誕150年にあたる2014年に囲碁の殿堂にも入っています。
数ある子規の囲碁の句からひとつ。
「淋しげに柿食ふは碁を知らざらん」
仲間が楽しく囲碁の対局している傍らで、碁を知らないばかりにひとりぽつんと柿を食べている。
子規は碁が好きで、もちろん知ってはいたと思いますが、強かったという記述は残っていないようです。けれども柿も碁も大好きであったことが伝わってきますね。
どれくらい好きだったかといいますと。
「真中に碁盤据ゑたる毛布かな」
子規は三十代半ばで結核で亡くなりますが、その病床にも碁盤を持ち込み囲碁に熱中していたのでした。
その他の句は、下記6ページに詳しく載っていますのでご覧ください。
少々疑問なのは、この機関紙には、子規は碁を打たなかった、とあります。
確かに「淋しげに」の句にも知らないと出てきます。
一方、調べてみると下記のような記述もあるのです。
子規は幼少時、祖父の大原観山(松山藩の儒学者)から囲碁の手ほどきを受けた。
松山市一番町の国指定重要文化財「萬翠荘(ばんすいそう)」の庭園には
子規と観山が碁盤を載せ、囲碁に興じたと伝わる庭石がある。
うーーん?? 詳しい方がいましたら情報をお願いします!
そうだ!!
皆さま、自作の碁の句や川柳等お寄せください!
既存の句の紹介でもいいです。
秋の夜長を風流に楽しみましょう♪
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